関ヶ原合戦視察旅行 11月5〜6日 1泊2日
昨年末より約一年をかけて関ヶ原合戦をテーマに学習を続けてきました。
その一環として、4月8日には`北の関ヶ原`と言われる白河から喜連川にかけての史跡を日帰りで巡り、11月5〜6日に決戦の地`美濃関ヶ原`を1泊2日で視察して参りました。
なお、当会では関ヶ原探訪を2018年3月13〜14日に実施しており、2度目となる今回は、西軍の陣跡や城を中心として現地視察を行いました。
1日目は、新幹線岐阜羽島駅に集合後小型バスに乗車し、大垣城から視察を開始しました。
大垣城を西軍の要請で明け渡した伊藤盛正の居城跡の可能性がある通念寺近くの土塁の痕跡について、近くにお住まいの年配の女性から貴重な証言を得ることが出来、歴史の新たな発見かと喜びました。
前回訪れた際は、まだ建設がされていなかった関ヶ原古戦場記念館にてビデオ上映を鑑賞し、館内の「伊吹庵」で昼食をとりました。
南宮山は工事中で一部閉鎖されており、南宮大社と安国寺恵瓊陣屋跡のみの視察になりました。
懇親会は大垣駅近くのビストロで乾杯をして盛り上がり、旅の疲れはビジネスホテルの温泉で取り翌日に備えました。
2日目は、健脚を頼りに大谷吉継陣屋から徒歩で西軍の陣屋巡りをした後、石田三成の本陣笹尾山へ行きました。昼食の近江牛のすき焼きでエネルギーを補給して、三成の居城でもあった佐和山城へ龍潭寺より登り尾根を歩き、低山でも城の攻略の難しさを実感しました。一部の希望者は、佐和山城へは行かずに彦根城を散策して待機となりました。
近年、熊の被害が報告され、関ヶ原周辺の山地なども出没の懸念があり、熊よけの鈴を装着した方の鈴音を聞きながら歩き、2日とも快晴に恵まれ無事に充実した旅を終えることができました。
行程概要
11月5日
新幹線・岐阜羽島駅集合 → 大垣城 → 通念寺 → 杭瀬川の戦い史跡 → 関ヶ原古戦場記念館(昼食/伊吹庵)→ 松平忠吉・井伊直政陣屋 → 東首塚 → 徳川家康最後陣屋 → 南宮大社・安国寺恵瓊陣屋 →大垣市内 懇親会 →ホテル泊
11月6日
ホテル → 美濃国府跡 → 不破関 → 大谷吉継陣屋 → 西軍陣屋巡り → 笹尾山 → 昼食(花伊吹) → 佐和山城 または 彦根城 → 新幹線・米原駅にて解散
参考写真
・大垣城前集合写真
・不破関 北限土塁より笹尾山方面を見る
・大谷吉継陣跡近くの墓所
・石田三成陣跡前集合写真
・佐和山城本丸跡から見渡せる彦根城下を説明中の先生と会員
・彦根城前集合写真
サムネールは、南宮大社楼門前集合写真![]()
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