浦安市生涯学習情報提供システム「まなびねっとURAYASU」蒼天句会

団体紹介

 「蒼天句会(あおぞらくかい)」は俳句を詠み鑑賞するという活動をとおして会員の詩的感性の涵養を図り、日々の生活への美的精神を培うとともに、制作活動の成果を社会へ還元することで社会における俳句文化の活性化に寄与しようとしています。

 「蒼天句会」は先の「あけぼの俳句会」を継承して、2022年(令和4年)10月に設立されました。現在の活動は毎月一度開催される定例句会を主とし、不定期の公民館展示なども行っています。これらの活動成果は以下に掲載するとおりです。このほか、創作意欲旺盛な会員の作品も掲載しています。

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蒼天句会例会報告

 

◎令和6年7月11日例会

 当月の兼題は「蛍」。「蛍」には ほうたる、初蛍、蛍火、源氏蛍、平家蛍、夕蛍、蛍合戦、などの関連語があります。「一の橋二の橋ほたるふぶきけり(黒田杏子)」、「蛍火やまだ水底の見ゆる水(福永耕二)」などが「必携季寄せ」に例示されています。

待つという昂ぶりのあり蛍狩 公子
ジャム瓶はひかりの小壺蛍狩 孝志
雨上がり沓脱石の蛍かな 信江
せせらぎの音は呼び声夕蛍 孝志
高千穂の火蛾も舞うなり夜神楽 鎭夫
吹っきれて籠の蛍を野に放つ 重子
世知辛い時をゆるめて蛍とぶ 婦紗子
梔子の花に聞かせて独り言 静江

 

◎令和6年6月13日例会

 当月の兼題は「夏座敷」。「夏座敷」はふすま障子などを取り外して風通りをよくし、調度類も涼しげに整えた夏の座敷をいいます。「必携季寄せ」によれば、「美しき声の揃いて夏座敷(伊藤敬子)」、「舩津屋へ水満々と夏座敷(川崎展宏)」が例示されており、また有馬朗人の「風神の絵襖開く夏座敷」、芭蕉の「山も庭もうごき入るるや夏座敷」なども引用の多い句です。なお、「会員作成句集・作品集」の欄には、北洋一会員による随想「本家の夏座敷」を掲載しています。

夏座敷机上に「魔王」立っており 輝明
遠雷に入江の小舟見え隠れ 静江
せせらぎの音がもてなし夏座敷 繁一
褪せし遺影並ぶ本家の夏座敷 洋一
風鈴や話の向きの替えどころ 公子
昼下がり夏蝶ゆらり葉にひらり 久恵
水無月や硝子小鉢の箸やすめ 信江
この角はたしか煙草屋月涼し 公子
明治人(めいじびと)来るかも本家の夏座敷 洋一
運針を習いし母と夏座敷 静江

 

◎令和6年5月9日例会

 当月の兼題は「風薫る」。「風薫る」は夏の季語、初夏に新緑や若葉を吹き渡るさわやかな風をいいます。語源は漢語の「薫風」です。角川書店版「必携季寄せ」によれば、「押さえてもふくらむ封書風薫る(八染藍子)」、「薫風に東寺の塔のはばたくや(小島花枝)」が例示されています。以下は当会会員15名、講師1名の出席者による互選の高得点句です(講師の付与点は〇を通常点、◎をその二倍の重みとして勘案しています)。

繕わぬ暮らしが寧(やす)し柚子の花 重子
海霧深し添うて草食む母子馬 重子
理科室へ渡る廊下や風薫る 洋一
歪なる二個が寄りそふ草の餅 孝志
薫風や畳に積みし古書の山 繁一
風薫る秒針のなき花時計 婦紗子
繰る辞書の紙の薄さよ新樹の夜 公子
風薫る君の軌跡の「ボルドニュイ」 輝明
丸刈りの羊が跳ねる風薫る 紹子
口笛の吹けた日風は薫りたり 輝明
九十九折花背峠の春遅し 鎭夫

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蒼天句会作品展示

◎ 2023年10月28-29日(美浜公民館文化祭)

 

展示作品23101    展示作品23102    展示作品23103   

展示句集

◎ 2023年3月4-5日(美浜公民館)

展示作品23031    展示作品23032    展示作品2303  

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会員作成句集・作品集

北 洋一 6月例会兼題「夏座敷」番外編「本家の夏座敷」

大西孝志句集  自選二十句 (2023.4-2024.3)

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