千葉県の戦跡視察旅行(2月4日)
公開日:2026年03月23日 最終更新日:2026年03月23日
令和8年2月4日、浦安市所有のバス(ふれあい号)を利用し、日帰りによる戦跡視察旅行を実施いたしました。
本視察は、当会として初めて近現代の戦争遺構および古城跡を対象とし、市の公用バスを活用して実施したものです。
太平洋戦争中、アメリカ軍の上陸に備えた首都防衛の一環として、千葉県内には多くの軍事施設が建設されました。
今回の見学では、茂原市の海軍航空隊基地跡および掩体壕、東金市の対戦車砲座跡と対戦車壕跡を訪れました。
茂原市は平坦な地形が広がり、現在の三井化学工場周辺には、かつて滑走路が存在していました。そこには、米軍機の空襲から軍用機を隠し、爆風から守るための格納施設である掩体壕が建設され、現在も11基が残されています。
東金拠点は、本土決戦に備え、九十九里浜への米軍上陸を想定して築かれた防御拠点です。対戦車壕は横堀と縦堀を組み合わせて構築されましたが、現在は多くが埋め戻され、雑木林となっています。今回はその跡地に加え、法光寺奥に残る対戦車砲座跡も見学しました。洞窟のような暗闇の中、スマートフォンのライトを頼りに進んで砂埃まみれになり、実際の戦闘使用に至らなくて良かったと実感しました。
また、立堀城は舌状台地の先端を利用した完成度の高い城郭である一方、伝承や記録がほとんど残っておらず、城主は不明とされています。空堀や土塁といった遺構が今も残り、整備されていない竹林の中を歩きながら、城跡をほぼ一周しました。
本視察は、踏査的要素を含む行程ではありましたが、近現代および中世の歴史遺構に直接触れることで、歴史への理解をより一層深める有意義な機会となりました。
なお、昼食はイタリアンレストランにてコース料理をいただき、華やかなデザートまで含めて参加者の親睦を深めるひとときとなりました。また、バレンタインデーを控え、チョコレート工場にも立ち寄り、各自土産を購入するなど、充実した一日となりました。
日 時: 令和8年2月4日(水) 9:00集合~17:00解散
行 程:新浦安駅前イオン裏〜立堀城(千葉市緑区)〜茂原掩体壕〜茂原海軍航空隊基地滑走路跡の道路〜トラットリア・ポポラーレにて昼食〜たぶん世界一小さいチョコレート工場〜法光寺奥の対戦車砲座跡〜対戦車壕跡〜新浦安イオン裏解散
参加人数:28人(先生を含む)
添付写真は、
・掩体壕前の集合写真
・立堀城を歩く
・砲座跡穴
・対戦車堀切
・対戦車壕
・御成街道沿の埋め立て地
・たぶん世界一小さいチョコレート工場の看板![]()
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